この記事は、こんなHSPさんにオススメです。
友達といると疲れて1人になりたい…..
でも1人は寂しいから、友達といても疲れない過ごし方・疲れない友達関係の作り方をしりたい!
HSPのわたしが友達といても疲れないためにはどうしたらいいか?、と考え出したのは中学生ごろ。

そこから約10年、いろいろな方法をためしました。
こんかいは大学4年生の今でも、友達とすごす時に意識していることを紹介します。


HSPはなぜ友達といると疲れやすいのか
そもそもなぜ、HSPは友達といると疲れやすいのでしょうか?
HSPのわたしが、友達といて疲れたのはこんなことをしたからかな?、と感じたことを紹介します。


気を遣ってしまうから


HSPさんには自分よりも、他人の気持ちや考えを優先する人もいるでしょう。



友達だと「一緒にいてくれる友達だから大事にしないと!」という思いから、なおさら優先しがちなるかも。
友達の表情や声のトーンから、「友達は今こんな感情かも、これがしたいのかも」と考え、先回りして行動することはありませんか?
友達のペースにあわせて行動していると、自分のペースで行動できず疲れやすいです。
また友達に優しくしても、お返しがない・ありがとうと言われないこともあると思います。
「私は優しくしてるのにどうしてあなたは優しくしてくれないの」、とストレスを抱えやすくなります。
感情移入しすぎるから
HSPの4つの特徴の1つに「Emotional Reactivity (情緒的反応)があります。
つまり他人の事がまるで、自分事のように感じやすいのです。
友達が「風邪で3日寝込んだ、しんどかったよ」と話す→自分は風邪じゃないけどしんどさを感じる、といった感じですね。
友達の感情を感じると、「じぶんも風邪ひくかも、相手はどんな症状だったのかな」と、様々な思考がうかんできます。
すると相手のことが頭でいっぱいになり、脳が疲れてしまうのです。
断ることが苦手だから


他人に敏感なHSPさんは、友達を不機嫌にさせたくない人もいるでしょう。
だから友達から頼まれても、「断って友達から嫌われたくない」という気もちから、本当は嫌でも断れないことがあります。
自分の本音を抑制しているので、自分のことを分かってもらえないとストレスを抱え、疲れやすくなるのです。
HSPが友達といて疲れたときの工夫3選
ここではHSPのわたしが友達とすごして、疲れたときに行ってることを紹介します。
この工夫を行った結果、1人時間も友達といる時間も楽しい!、と感じるようになりました。
1人の時間をとる
まずこれですね。
友達と遊んで疲れたときは解散後、1人の時間をとるようにしています。
ひとりになることで「気を遣わなきゃ、話題考えないと….!」という気持ちが消え、リラックスできるからです。
友達と別れた帰りみちに1人になるだけでも、気を遣わないと、いう気もちがきえます。



具体的にはこんな流れですね。
帰りの電車は1人ですごす
↓
より道せず真っすぐ帰宅
↓
家族と1時間ほどはなす
↓
自室で2~3時間、1人で過ごす
もちろん家族の時間も大切です。
しかし1人になりたいほど疲れてる時は、家族より1人の時間をおおくとっています。


友達と会う頻度をさげる


友達とすごして疲れる原因の1つに「会う頻度」があるかもしれません。



わたしも大学1・2年のときは、おなじ友達と毎週あそんでいました。
大学4年の今ふり返ると青春です。しかし、当時はこんな悩みも
- 話題がおなじになって、会話がおもしろくないと感じる
- 疲れがなかなか取れず、しばらく友達と会いたくない、とネガティブに
- お金と自分時間が足りなくなる
そこで大学3年からは、友達と遊ぶ頻度を月1ほどにへらしました。
するとこんなメリットが生まれ、友達と会うのが楽しみになりました。
- 毎回ちがう話題で話せて、新鮮な気もちに
- 日常が疲れにくくなり、ポジティブな気分でいられる時がふえた
- お金と時間に余裕がうまれ、自分のやりたいことができるように
友達といるとなぜ疲れるか分析する
そもそも自分は友達といるとなぜ疲れるか、分析することも大事です。
例えば、同じ友達と2パターンのおでかけをして、帰宅後こんな状態になったとします。
友達とカフェで3時間おしゃべり
↓
しずかに映画鑑賞
↓
帰宅したら、すごく疲れた
3時間しずかに美術館鑑賞
↓
1時間カフェで感想交流会
↓
帰宅したら、あまり疲れてなかった
パターン1とパターン2で違うことは、会話をしていた時間です。(パターン2の方が2時間短い)
つまりパターン1で帰宅後疲れたのは、友達と長く話したことが原因と考えられませんか?
したがって友達と話す時間をへらし、会話しなくても過ごせる時間をふやせば、友達疲れがへるでしょう。



会話しなくても友達と過ごせる遊びには、こんなものがあります。
- 映画・美術鑑賞
- コンサート鑑賞
- カラオケ
- サイクリング
- クッキング
- ゲーム
HSPのわたしが友達関係で意識してる事4選
ここからは、10冊以上コミュニケーション・人間関係の本を読んできたわたしが、友達関係で意識してることを紹介します。


友達に合わせすぎない


高校までは友達に何でも合わせる=いい自分と思ってたわたし。
でも合わせすぎると、友達に申し訳なさや後ろめたさを感じさせてしまう可能性を知り、やめました。
そのため友達と何か決めるときも、友達に合わせすぎず、自分の意見も言うように気をつけています。
- 外食で食べるときのメニュー
- 友達と旅行するときの行き先
- 友達と遊ぶ時の空いている日



しかし、友達にも友達の考えがあります。
だから自分の意見をいったあとは、こんなことを意識しています。
- 「〇〇ちゃんはどう思う?」など、友達の意見をきくようにする
- 自分と友達の意見を組みあわせた提案をする
- 友達の意見によっては友達にあわせる
自分の本音を抑えることなく、自分も友達も納得できる決め方ができるので、精神的に楽になりました。


沈黙の時間もつくる
友達と会話が続かないと悩んでいたとき、ブログでこんな文章を見つけました。
「沈黙は悪者」と思い込んでいる方にお伝えしたいのは、会話をする上では「適度な沈黙(間)」は必要ということです。例えばですがとても仲の良いカップルや夫婦でも一日ずっと沈黙なく会話をするのは難しいですよね?
このように人は会話をする時には、相手が誰であれ、沈黙という場面が必ず発生します。また適度な沈黙(間)というのは自分も相手も、それまで話してきた会話の内容を整理するために必要となります。
これを読んで、友達とずっと会話する=友達と上手くいってるわけではない、と学びました。
それから友達と会話が途ぎれたら、ムリに話さず一緒にいる時間を楽しむようにしました。
すると「何の話題を話そう?」と気をはる必要がきえ、半日以上友達といても疲れにくくなったんです。
時間がたつと話題がうかび、「〇〇の景色きれいだね」「最近〇〇があったんだ」とつぶやいていく



自然体で友達と話せたときは、ありのままの自分でいられる心地よさに感動しました。
会話以外のコミュニケーションも大切にする


ながく友達と会話すると疲れて、リアクションや笑顔がうすくなってくる時があります。
すると友達から「オカラーちゃん楽しくないのかな、一緒に居るのが疲れたのかな」と思われてるかもと考えます。
でも友達といるのは楽しいし、いつも支えてくれる友達には感謝してます。(ただ、態度に出せないときがあるだけで)
だから会話以外の行動で、私はあなたといることが楽しいし嬉しいよ、と伝えるよう意識しています。
例えばこんな感じですね。
- 友達と遊んで別れたら、ラインで「今日は楽しかったよ、ありがとう」とメッセージを送る
- 以前友達が話したことを覚え、時が経ったときに話題にあげる
- 友達が困ったらすぐ助ける
全ての話にリアクションしようとしない
高校までは話を聞いてないと思われたくない!、と一言一言に反応しようと必死でした。
でもそうすると自分も疲れるし、周りからも「無理して明るく振るまってるのかな」と思われるかもと考えたんです。



そこで大学生から、大人数で話す時はこんなことを意識しました。
- うなずきと相手の顔を見ることは常に忘れない
- 相手の話をとちゅうで、さえぎらない
- 誰かが話したことへの質問はするようにする
すると周りを見る余裕が生まれ、「必死に反応しなくても会話は続くし、誰も私のこと気にしてないじゃん」、と気づいたのです。
場を繋げなきゃ、と必死に話し続けている人は、1回たち止まって見てください。
意外と自分が頑張らなくてもいいことに気づきます。


HSPにとって疲れにくい友達の特徴 個人論
他人に敏感なHSPにとって、どんな人と友達になるかを大事にしている人は、多いと思います。



でも、どんな人がHSPの自分と気が合うかは、わかりにくいですよね。
ここでは、大学で多くの人と接したわたしが、こんな性格の人といると疲れないな、と感じた人を紹介します。


無言の時間が平気な友達


無言の時間が平気な人といると、何か話そう?と焦る必要がなく、気疲れしにくいです。
たまにいるんですよね。
会話が終わってシーンとなっても、話さなくても沈黙が心地いい、という人が



その人も話し続けるのが苦手だったり、静かな雰囲気を好むのかも。
自分と相手を分けられている友達
「自分と相手はちがって当然である」ことを認め、自分と相手の境界線を分けられている人です。
こんな人はこういう印象をもちました。
- じぶんの価値観を相手に押しつけない
- 意見が違ってたら自分はこうだ、と本音で話してくれる
- 無理に話そうとせず、ある程度の距離感を保ってくれる
自分も本音を抑えず、対等にコミュニケーションできるのでストレスなく一緒に過ごせます。
1人が好きな友達


HSPは人といることでエネルギーを消費、1人で過ごすことでエネルギーを充電します。
1人好きな友達ができれば、HSPが大事にしてる、1人時間の大切さを理解してもらえます。
一緒に遊ぶときも「一緒にいる時間」、「それぞれ1人で過ごす時間」を作ることができます。
HSP でも疲れず楽しめます。



私が思う1人好きの人の特徴はこんな感じです。


怒ることが少ない、穏やかな友達


HSPの特徴の1つに「外の刺激に敏感」があります。
HSPがすぐに怒る人と一緒にいると、自分よりも、その人のことが気になりがちです。
本来の自分でコミュニケーションをとることが難しくなる、自分のやるべきことに集中しづらくなります。
穏やかな友達といれば、相手の機嫌を気にせず、HSPさん本来のちからを発揮しやすいです。



わたしが思う、穏やかな人の特徴はこんな感じです。


まとめ HSPは疲れない友達との付き合い方をしよう
いかがでしたか?
こんかいはHSPさんが、友達といても疲れない工夫を紹介しました。
大事なことは友達といても、自分はどうしたいか?を大切にすることです。
自分を大切にすることで、友達も大切にできて、自立した友人関係がつくれるはずです。
この記事でHSPさんの友達関係が充実しますように。