内向型と外向型の違いって何だろう?‐とりあえず分かりやすく解説!

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こんにちは!内向型のオカラーです。

人には内向型と外向型がいるって聞いたけど、何が違うのかな?



この記事はスーザン・ケイン著の「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」を参考に紹介しています。

スーザン・ケインさんがTEDで話した「The Power of introverts(内向型のちから)」は、Youtubeで1420万回以上視聴されています。

「The Power of introverts」をみる


内向型に関する本もいくつか執筆されており、本書は1作目の著書です。

これを読めば、内向型と外向型の違いがバッチリわかります!


目次

人間が内向型と外向型に分かれるりゆう


結論を言うと内向型と外向型の違いは


自分が求めている刺激の強さの違いです


刺激って何のこと?痛いとかかゆいってこと?

いいえ。ここでの刺激とは人との関わりや自分がいる環境で感じる情報、感情のことです。


自分が「心地いいな」と思う刺激のレベルというものは人によって違ってきます。




これは生まれつき脳の構造で決まっています。




省略しますが、同じ刺激で内向型は外向型よりも大きな反応を示すことが、研究で明らかになっています。

図に表すとこんな感じですね。

内向型はいろんなことを感じ取るため、少しの刺激で満たされます


それ以上強い刺激になると、今度は脳が疲れてきます。


外向型は、内向型と同じ刺激だけではみたされず、より大きな刺激を受けないと満足できません。

このように内向型は弱い刺激外向型は強い刺激を求めます。


だから、人には内向型と外向型という2種類がいるんですね。

>じぶんが内向型か外向型か診断する

内向型と外向型の違い3選

内向型 外向型 違い

内向型と外向型の特徴の違いを3つ紹介します。



内向型の特徴はこちらで詳しく紹介しているのでよければどうぞ。

人付き合い



      少人数の親密な人と過ごす
          
                                                 



大人数でワイワイ過ごす


 

仲のいい少人数の友達でいるとき、クラスみんなでいるときの2つの場面を想像してみましょう。


どちらの方がたくさんの刺激をもらいますか?


わたしはクラスみんなでいるときです。

いろんな話が飛び交い頭に入る情報量が多いからです。そう思った方は多いのではないでしょうか?

大きな刺激を好む外向型は、大人数で行なったり、ワイワイする行事が大好きです。

クラス替えで初めて会う人ともすぐに話せるため、友達が多くできて、広く浅い人間関係になります。

一方、少ない刺激を好む内向型は2~3人で教室の隅でおしゃべりしたり、読書する、
といったのんびりとした時を過ごすことが大好きです。


表面的な付き合いを好まないため、「心から信頼できる!」と思った人と狭く深い人間関係を作ります。

友達は外向型の人と比べて少なめ。
その分クラスが変わっても昼休みに会いに行く、といった親密で長い交友関係を築きやすいです。

人と話すときの話題にも違いが。外向型は世間話や雑談など他愛のないような会話でも全然平気です。しかし、内向型は違います。


内向型にとって他愛のない会話は少し苦手です。逆に意味のある、ふかい会話が好きです。
例えば、自分の興味のある話題や「これは聞く意味がありそうだな」といった話題がそうですね。

わたしも世間話は好きですが、自分の性格や価値観についてだれかと話すことの方が大好きです。

私の人付き合いに関する考え方はこちらをご覧ください。




行動

      


多くの内向型は、集団行動よりも1人での行動を好みます。


1つのことに集中するほうが内向型は本領を発揮できるからです。


例えば、グループワークをするとしましょう。

参加者はグループの会話をきく+メンバーの意見への質問・改善点を考えなればいけません。

このとき脳は一度に2つの事をこなしています。内向型は刺激の量が必要以上に多くなります。

頭の中で「次はなにをすればいいんだろう・・・?」とパニックになってしまうんです。

静かな環境で1人で取り組んだ時の方が刺激が少なくなり、1つの作業にとても集中できます。


内向型は1人のほうが、本来のじぶんで取り組みやすいんです。

逆に外向型は集団行動を好みます。これも全員に当てはまるとは限りません。

1人でいると刺激が少なくて、物足りなくなるんです。

大きな刺激をもとめて、こんなこともします。

  • 応援団・学校のイベントの企画役にも積極的にさんか
  • 友達といるときは盛りあげ役になる


しゃべりながら勉強をするといった、一度に複数のことをこなす・リスクをとることも平気です。



会話

内向型

話を聞くのが得意


外向型

話すのが得意

外向型は友達と一緒に行動することが多いです。

他人としゃべることに慣れているため言葉につまることもありません。

人と関わって多くの刺激を求めるため、自分から話すことで周りの視線を集めようとします。


たいしておもしろくないジョークにも大声で笑ってくれます。

内向型の私にとってはとてもありがたいです・・・

対照的に内向型は、はなす前に内容や構成をゆっくり考えてから話し始めることが多いです。


人のはなしを聞く時間のほうが長くなります。




わたしも相手と話すときは、いろいろ考えます。

この話は相手にとって嫌じゃないかな・・・
前にもこの話はしたからやめた方がいいかな?






でも相手が話し始めると、考えるのをやめ、相手のはなしに全集中します。

話そうと考えていたことはどこに行ったのやら。


内向型には話すこと自体が大きな刺激で、みんなの前で話した後にはぐったり、いう人も


内向型は話をきく・文章で自分を表現することをこのむ傾向が多いです。

内向型と外向型がともに生きていくためには

内向型 外向型 ともに生きるには

今回は内向型と外向型の違いを3つ紹介してきました。

内向型外向型
人付き合い少人数でのんびり大勢でワイワイ
行動1人で行動集団で行動
会話しゃべる方が好き話を聞く方が好き

内向型と外向型ではおおきく性格や生活スタイルが違うことが分かります。


学校では仲のいい人、同じタイプの人だけで過ごすこともあります。


しかし、クラス・学年に所属しているので、時には自分とは違ったタイプの人と関わらなければいけません。


そんな中、両者がうまくやっていくにはどうすればいいのでしょうか?


それは互いの違いを理解して足りない部分を補いあうことです。


例えばグループで何かに取り組むとしましょう。


内向型は話すのが苦手だから、アイデアをたくさん出す役割はしゃべるのが得意な外向型任せる。


代わりに内向型は深く考えることが得意なことを活かして、無数のアイデアから「一番いいアイデアは何か?、アイデアをもっと良くするにはどうしたらいいか?」と考える役割になる。


両者が自分の強みや長所を活かせれば、グループ全体としてより良いアイデアにたどり着くことができます。

つまり、外向型と内向型の組み合わせは、うまくいけば最高の相性になるんです!

まとめ 内向型と外向型のちがいをしょうかい

内向型 外向型 違い まとめ


みなさんは内向型と外向型のどっちに多く当てはまりましたか?
自分の反対の性格には自分が持ってないものを多くもっていて、うらやましく感じますよね。


内向型のわたしだったら、「しゃべるのが得意」という外向型のスキルが欲しいです(笑)


でも、外向型は「物事を深く考えられる」という内向型のスキルがほしい!と感じているかもしれません。


まとめると、内向型も外向型もそれぞれいいところがたくさんあって、それはぜったい誰かの役に立つということです。


それをこの記事で知ってもらえたら幸いです。

今回参考にした本、「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」が気になる人は、ぜひ読んでみてください。




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この記事を書いた人

内向型HSPの大学4年生
中学・高校で自身の性格や人間関係で悩む➡内向型・HSPを知る
➡自分の性格や強みを知り、毎日が充実したものに

内向型・HSPの方、特に学生さんの悩みが減り、毎日が充実する記事を書いてます。

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