この記事は勉強で完璧主義になってしまい、勉強が苦しい!と悩むHSPさんにオススメの記事です。
高校生のわたしは完璧主義だったため、じぶんが思う勉強ができず、おちこんでばかりでした。
しかし、大学生で勉強法を見直した結果、高校よりも満足度のたかい勉強ができるように。
こんかいは、HSPが勉強で完璧主義に苦しまないための工夫を紹介します。
HSPはなぜ勉強で完璧主義になりやすいか?3選
まず、HSPはなぜ勉強で完璧主義になりやすいのか、HSPの特徴をふまえたわたしの考えを紹介します。
「なぜ自分は勉強に力を入れすぎてしまうのかな?」、と悩むHSPさんの答えになるかもしれません。
深く考えやすいから
HSPの4つの特徴「DOES」の1つに「D. Depth of processing (処理の深さ)」があります。
わたしは、この特徴は勉強で1つの文章をよんだとき、文章から多くのことを考える、感じであられます。
参考書やノートの文章をよみ、浮かんだ疑問を解決しないと納得できないので、いろいろしらべます。
周りの目を気にして完ペキな自分でなければ!と思うから
親からこんな言葉をうけて育ったHSPさんにおおいかもしれません。
なんで70点という低い点数とるの!、〇〇ちゃんは90点とっているのに……
すると、親の目を気にしてこんな風に考えやすいです。
- テストでいい点数をとれない自分=ダメな自分
- 自分はテストでいい点をとらないと、親に認めてもらえないんだ…..
すると、常にテストや模試で100点をとらなきゃ!と、テスト勉強で完璧主義になりやすいです。
少しでもまちがえると、完璧でない自分が嫌になることも……
不安を感じやすく、準備に力を入れすぎてしまうから
HSPさんは「〇〇すると~になるかもしれない」、と起こりうる可能性を予測することが得意です。
でも、ネガティブな予測がうかぶと、その予測をなくそうと、準備に力をいれすぎることはありませんか?
わたしは高校の勉強で、こんなネガティブな予測がよくうかんでいました。
明日の英単語のテスト範囲、いまは全部覚えているけど、明日にはどれか忘れているかも…..
このとき、絶対に忘れない!と自信がつくまで英単語帳をよみこまないと、気がすみませんでした。
これも勉強が完璧主義になる理由かもしれません。
HSPの勉強あるある(高校~大学)6選
ここからはHSPのわたし(大学4年)が高校~大学をふりかえり、「じぶんは勉強でこういう癖があったな~」というものを紹介。
わたしにも当てはまるかも!と共感できるポイントがればうれしいです。
勉強計画をしっかり立てる
テスト期間のはじめには、テスト範囲や日程がでていました。
それを確認したわたしは、テスト勉強のまえに勉強計画をしっかり立てていました。
どんなスケジュールで勉強をすすめたら、テスト範囲をコンプリートできるか明確にしないと、安心できなかったからです。
テスト範囲はワーク◯~◯ページだから、1日にこれだけやればいいな….と考えて、計画を立てるのは楽しかったです。
勉強計画に力をいれすぎて、しばらく勉強のモチベーションがわかないときも…..
分からないところをクラスメイトにきくのが苦手
勉強をしていると、分からないところがでてきます。
でも、わたしは普段話さないクラスメイトに、疑問点をきくことが苦手でした。
「普段は話さないのに、分からないときだけ話しかけるなんて、ヘンに思われそう..」と不安だったからです。
分からないところは先生や、いつも一緒にいるともだちに聞いていました。
分からないところは放置しがち
分からないところを聞くのが苦手だったので、不明点は理解できないまま放置しがち……
でも授業はすすみ、新しい知識がどんどん入るので、分からないところも徐々にふえました。
けっか高3の受験勉強で、高1~2で分からないままにしてた点がでてきて、苦しむことに
分からないところはすぐに解決しておけばよかった…と後悔しています。
勉強は静かな場所で1人
大学生になって、クラスというしばりがなくなると、勉強はほとんど1人でしていました。
高校でグループで勉強したときに、こんなことを感じたからです。
- 隣の人なに勉強しているかな?と気になる→じぶんの勉強に集中できない
- 私語やボールペンのカチカチという音がきになり、集中できない.
だれかと勉強するより、1人で勉強するほうが集中できると気づいたんです。
いらいべんきょうは、図書館や、いえの自室でしています。
授業よりも自分のペースで学習したほうが覚えやすい
高校生のわたしは「高校の授業進度はとてもはやいな」とおもっていました。
それもそのはず。
先生は決められた授業回数で、決められた範囲をおしえなきゃいけません。
授業ではノートをとる・はなしを聞くことに必死で、授業中に学習内容を理解することはむずかしかったです。
帰宅して学習部分をじっくりふり返り、はじめて「こういうことなんだ」と理解できました。
みんな同じペースで受ける授業よりも、自分のペースでできる自主学習のほうがすきでした。
前のテストよりわるい点だとおちこむ
高校生は完璧主義だったので、テスト勉強はがんばって、それなりの点数をとっていました。
「それなりに点数をとれている自分=ふつう」という認識でしたね。
そのため、テストでいつもより悪い点数をとっると、かなり落ちこみました。
もっと勉強しておけばよかった….と後悔したり、いい点数をとれない自分が嫌になっていましたね。
HSPが勉強で完璧主義に苦しまない工夫5選
ここからは勉強で、完璧主義にこだわらないための工夫を5つ紹介します。
この方法を意識したけっか、こんな成績がでました。
- ITパスポート 1ヶ月で合格 (大学4年の6月)
- TOEIC初受験で600点超え (大学2年の4月)
- 大学4年間でおとした単位数 2つ
45分べんきょう→15分やすむサイクルで勉強する
高校生は、〇分勉強したら休むではなく、ここまでの範囲終わったら休む、ときめて勉強してました。
勉強の途中でやすむ自分が、かっこ悪いと思ったからです。
すると勉強範囲が広い・難しいときは、1~2時間休まないこともあり、集中力がおちてきました。
つぎの範囲に取りくんでも、頭の疲れがとれず、なかなか勉強が続きませんでした。
そんなとき本で、ひとの集中力は45分・最大でも90分しか続かないことを知りました。
いこう、勉強サイクルを「45分勉強→15分休む(疲れてるときは30分勉強→10分休む)」にかえました。
けっか、夕方まで勉強しても疲れがたまらず、安定した集中力をたもてました。
大学のテストは100点単位取得を目標にする
大学の授業評価は「0~100」で表されますが、60以上とれていれば単位はもらえます。
すると、こういう考え方ができます。
期末テストで100%評価がきまる授業→テストで6割とればいい
期末テスト:小テスト=7:3で評価がきまる授業→小テストで満点とれば、期末テストは5割(35%)とればいい
つまり、60以上の評価をもらうためにどれくらい勉強すればいいかわかれば、テスト勉強を完ぺきにしなくても、単位がもらえるのです。
すると、スケジュールや精神的によゆうがうまれました。
苦手分野より得意分野をのばす
大学のテスト勉強や、「全体の◯割正解で合格」という資格勉強でつかえます。
もし、全体の5割正解したら合格のテストで、問題のうち苦手分野:得意分野=1:1の割合ででるとします。
あきらかに得意分野を勉強したほうが、得点をとりやすいですよね。
そのためわたしは、こんな風にテスト勉強をしていました。
わたしだとTOEIC(英語の資格)をうけたとき、リスニングより文をよんで答える問題がとくいでした。
そのためTOEICの勉強でも、こんなサイクルで勉強していました。
文をよんでこたえる問題を得点とれるまで勉強する→リスニングの勉強にとりくむ
まわりと比べない
人生で1番の失敗は何ですか?、と聞かれたら、わたしは大学受験とこたえます。
実はわたし、第一志望の大学におちてます。
おちた理由をかんがえると、「周りとくらべて落ちこむ→勉強意欲がさがる→現実逃避してしまったから」だと思います。
というのも、高3でいたクラスの半分以上は、わたしよりも頭がよくて、テストの点数も全然届かなかったんですよね。
そんな環境だったので、みんなよりも成績が悪い自分が嫌になりました。
つられて勉強意欲もさがり、高3の冬にゲームをしていたことも。
大学生で、「周りとくらべるより過去の自分とくらべることが大切」だと学びました。
高校生でこのことを知っておけば、大学受験の結果もかわっていたかも。
模試や成績表で、いま自分がどこににいるか、わかる時があります。
そのときは、自分と上のひとを比べるよりも前の自分で比べてどうだったか、と考えるのがオススメです。
こんごの課題ややるべき事がわかり、自己成長につながります。
むずかしい課題は細かく分解してとりくむ
完璧主義のHSPさんは量が多い・むずかしい課題が出ると、一気に取りくんで終わらせなきゃ!と思い、苦しむときがあるかもしれません。
そんな時は、1つの課題をいくつかの要素に分けて取りくむと、進めやすいです。
理系のわたしは実験のとき、こんなレポートが出てました。(当時は週4で大学に通っていました。)
- 今回やった実験方法・結果・考察をすべてWordにまとめる
- 提出期限→1週間
- 考察は引用文献をちゃんとつかうこと
- 実験でつかった写真や計算式もかく
これを出されたときは、量のおおさに本当にできるか、絶望した記憶があります。
でも要素ごとに分解して取りくんで、期限3日まえに終わらせることができました。
まとめ HSPは勉強をすこしずつ進めよう
こんかいは、HSPが勉強で完璧主義に苦しまないための工夫を紹介しました。
勉強は一生続くので、長い目でみてすこしずつ進めたほうが、ストレスなく続けられます。
勉強で新しいことをしった分、後の人生が楽になったり、豊かになることもあるから、勉強はして損なし!
この記事で、HSPさんの勉強がすこしでも楽しい!と感じられたら幸いです。