仕事中に電話の音がきこえると、ビクッとなるHSPさんはおおいと思います。
HSPのわたしも大学1年は、バイトの電話応対が苦手で、ほかの人に任せっきり…..
でも工夫をした結果、大学4年のいまはバイトの電話応対を1人でできるようになりました。
こんかいは、HSPのわたしが電話の苦手をへらすために工夫していることを紹介します。
HSPが電話を疲れる・怖いと感じる理由5選
そもそもなぜHSPは電話を疲れる・怖いと感じやすいのでしょうか?
ここではHSPのわたしが「電話苦手だな…」と感じた理由を5つ紹介します。
いつ電話がかかってくるかわからないから
バイトで電話応対のやりとりが1回でおわらないと、こんなセリフをききます。
〇日の午前中にふたたびかけるね
すると、「午前中のなんじにかかってくるんだろう…..?」とずっと考えてしまい、午前中にべつのことをしても集中しづらかったです。
頭のなかが「今の作業のこと+電話のこと」のマルチタスク状態になり、疲れやすかったです。
相手の感情が読み取れず、気遣いで疲れる
直接はなすときは、相手の表情(目や口のうごき)がわかるので、「この人は今こういう気持ちなんだ」とわかりやすいです。
しかし、電話だと相手のかおがみえません。
すると電話中にこんなことがおきます。
そうなんですね
(今のそうなんですねは、ポジティブな気持ちとネガティブ気持ちのどっち?)
次にどんな言葉をかければ、うまく話が進むかわからず、疲れるのです。
聞き返すのが怖いから
電話のときって、直接はなすときに比べて一度に話す内容がおおい・早口になる気がします。
そうするとすべて聞き取れず、もう一度聞き返さないといけない機会がふえます。
でも聞き逃した内容をもう1度聞こうとすると、申し訳ない・怒られるかもと怖くなります。
相手に自分のことを悪印象だと思われたくないからね。
聞き返すのがこわくて、知ったかぶりをした経験もあります。
沈黙が怖いから
友達と電話をするとたまに沈黙がおきますが、わたしはこのシーンが苦手です。
なぜなら、会話を続けるいがいの選択肢がないからです。
例えば直接話した時は沈黙があっても、別のことをする・移動するといった方法で、自然なかんじで話を終わらせることができます。
でも電話では、スマホをにぎる必要があるので、沈黙でもほかのことができず、会話を続けるしかなくなります。
そのため話題づくりに必死になって、疲れやすいです。
複数のことを考えて疲れる
電話応対をすると、複数のことを同時にすすめることが多いです。
たとえば、電話で話をききながら、「この内容はあとでメモに残そう」と考えるかんじです。
HSPさんは1つの物事をふかく考えるかたがおおいです。
そのため、同時に様々なことをかんがえて処理することが、とても苦手なんですね。
結果として、電話応対による同時進行にあせりを感じやすく、疲れやすいです。
HSPの電話が疲れる・怖いをへらす工夫4選
ここからは、HSPのわたしが電話で怖い・疲れるをへらすために実践していることを4つ紹介します。
電話のまえに話す内容をメモする
外部や目上のひとに電話するときに、行っている方法です。
たとえば歯医者の予約をするときは、電話前にこんなことをメモしています。
- 自分のあいている日付
- 具体的な症状
- ひつようなもちもの
こんなメリットがあります。
- 電話しながらはなす内容を考えるひつようがない
- 沈黙になることがへり、怖さが解消された
電話中もメモをそばにおく
電話中もそばにメモをおくと、きいた内容をすぐに記録できます。
電話応対に必死で、内容が頭にはいってなくても、メモがあれば思いだせるね!
私もコンビニバイトで電話にでるときは、紙をそばに置いて、ボールペンをもちます。
仕事で電話対応する方は、メモ帳やボールペンを服のポケットに入れると、いつ電話がきても安心です。
話した内容をくりかえして反応する
コンビニバイト中の、お客様との電話応対でつかっています。
たとえばこんな感じです。
おべんとうの予約で、唐あげ弁当を15個おねがいできる?
承知しました、唐あげ弁当15個ですね。いつご来店よていですか?
2日後の◯月✕日のごぜん9時ごろです。
承知いたしました。◯月✕日の9時ごろですね
えぇそうよ、お願いしますね。
はい、◯月✕日の9時ごろ、唐あげ弁当15個の予約でおまちしております。
上のように、お客様の注文内容をすぐにくりかえすことで、こんなメリットがあります。
- じぶんも注文内容を覚えやすい
- お客様も店員に、ただしい注文内容がとどいているか確認できる
プライベート時はできるだけ電話をつかわない
死ぬほど電話嫌い!というひとは、そもそも電話する機会をへらすのもオススメです。
わたしもプライベートではあまり電話を使いません。
仲のよい友達であっても、ただおしゃべりしようという目的で電話はしません。
遊びの計画をたてる時や、緊急の連絡のときだけ電話をつかいます。
必要以上に電話をしないことで、こんなメリットがあります。
- 直接あったときの話題がふえる
- 家にいても自分のことに集中できる
誰もいないしずかな環境で電話をする
電話をする場所も大事です。
以前、バイト中にまわりにひとがいて、さわがしい場所で電話応対をしたことがあります。
するとこんな事を気にして、とても緊張しちゃったんですよね。
お客さんがレジにならんでる、はやく電話おわらせなきゃ!
電話のようすを同僚にみられている、ミスしないようにしなきゃ
そのため電話をする場所を、ひとがいないしずかな事務所(裏方)に変えました。
HSPさんは周りを気にするかたも多いと思います。
電話応対はだれもいない、静かな場所ででると、緊張や苦手意識もへると思います。
電話応対がすくないバイト5選
ここからは仕事で電話に触れたくない!、というHSPさんへ、電話応対が少ないバイトを紹介します。
倉庫内作業(ピッキングや梱包)
倉庫の商品のピッキング (倉庫内で指定されたものを集めるしごと)や梱包は、電話応対がほとんどありません。
単発バイトで経験しましたが、電話をつかうシーンは1度もありませんでした。
データ入力
会社のシステムにデータを入力する仕事で、基本的にパソコンを使った作業が中心です。
メールやチャットでのやり取りはあっても、電話応対は少ないです。
職場によっては在宅でできるところも!
コンビニやスーパーの早朝・深夜シフト
コンビニバイトを3年続けていますが、昼や夕方にくらべて早朝・夜は電話がかかってくることが少ないです。
レジや商品整理といった、黙々できる作業に集中できます。
ただし、まったく電話がないわけではないので注意が必要です。
模試監督
模試監督は3回ほど経験したことがあります。
教室でテストの監視や回答の回収・問題くばりが仕事内容だったので、電話も全くつかいませんでした。
スーパーの裏方
スーパーで売るお弁当づくり・野菜や魚を加工するバイトのことですね
お客様と関わることがないので、電話応対はほとんどありません。
まとめ HSPの電話怖いはムリに克服しなくていい
こんかいは、HSPの電話が怖い・疲れる….をへらす工夫をしょうかいしました。
電話は生活や仕事でかかせませんが、むりに苦手を克服する必要はないと思います。
苦手を克服しても、もともと得意な人にはかなわないからね!
それよりも、じぶんの得意なことに注目したほうが、あなたの輝きは何倍も強くなるはずです。
HSPのみなさんが、自分に合った電話とのつきあい方をみつけられますように。