就活生ですが、就活がしんどくて怖いです…..!
ネガティブな感情をへらす方法はありますか?
繊細でいろいろなことを深く考えやすいHSPさんは、就活で行きたい企業に行けるかな、面接に落ちたらどうしよう…..?と不安になりやすいかも。
HSPのわたしも25卒就活生でしたが、不安やしんどさを感じる場面はたくさんありました。
こんかいは、HSPのわたしが就活でしんどいと感じたシーン、就活のネガティブ感情をへらすために実践していた工夫を紹介します。
もち紹介する工夫で、就活のネガティブ感情が0になるわけではありません。ですが、みなさんの気が少しでも楽になれば幸いです。
HSPのわたしが就活でしんどいと感じたシーン
まずはHSPのわたしが就活で、あの時はしんどかったな…..と感じたシーンを紹介します。
対面の合同会社説明会
就活をはじめた6~7月頃は、1つの会場でいくつもの会社の話しがきける合同会社説明会に行きました。
1つの会場に何百人もの就活生が集まるので、圧迫感をかんじました。
そんな会場で、会社の説明を長時間きくことはしんどかったです。
会場のトイレに入って1人になったときはホッと安心しました。
面接・ESの結果まち
就活の面接・ESは合否がわかるまでに、1日~1週間がかかります。
わたしはこの時間がとてもしんどかったです。
なぜなら合否が分からないと、次やるべきことが分からないまま時間が過ぎて、不安になったからです。
インターネットで「面接の合意サイン」と検索、面接をふり返って「あれは良かったかも、あの発言はダメだったかも」と一喜一憂しました。
また合否はメールで来ることが多かったので、毎日メールボックスを確認して、メールが来てないかソワソワしました。
面接・ESにおちたとき
大学3年2月は、会社説明会・ESの提出がつぎつぎとかいし。
「内定もらえたら、就活終わってもいいかな」という企業を10社ほど受けました
しかし、10月からES・面接対策をつづけてきたわたしでも、ES落ちを5社経験。
「有名企業の合格基準はたかい」とわかっていたものの、何社もおちた現実を認識すると、
わたしの何がダメなの?、このまま行きたい企業にはいけないのかな…
と不安がたまり、しんどくなりました。
SNSで他の就活生のツイートをみたとき
就活の情報収集は、おもに主にTwitterで行っていました。
大学3年の12月になると、Twitter上でこんなツイートが増えてきました。
年内に1社内定もらえた~、メンタル安定~
本命ではないけど、内定あるから安心して年をこせる~!
いわゆる「年内内定」の報告ツイートです。
25卒の年は、就活の早期化の影響で12月時点の内定率は25%でした。(あさがくナビ 2025卒 内々定率調査 (2024年1月度)より)
Twitterの人と比べて、「最終面接落ちて、年内に内定もらえなかったらどうしよう….」と焦って、怖かったです。
就活対策を完ペキにしようとしてしんどい
就活はES・面接・筆記試験対策など、やることが多いです。
面接は会社ごとに質問がちがうので、会社ごとに質問の回答を考える必要がありました。
見ている会社の中でも、とても行きたい企業・逆に行けたらいいかもという企業の優先順位がありました。
でも、「もしこの会社が落ちた時に、他の会社の対策ができてなかったらまずい」という気持ちから、どの会社の対策も手を抜かず、完ペキを目指そうとしました。
結果なかなか対策が終わらず、しんどいと感じる時がありました。
HSP就活のしんどい、怖いをへらすための工夫5選
ここからは私が就活でしんどい・怖いと感じたときに、実践していた対処法を紹介します。
合同会社説明会は事前にみる企業を絞っておく
合同会社説明会ですべての会社をまわることはできません。
行くまえに、話を聞く企業はある程度絞っておくとよいです。
どの会社みようかな、どの場所で話聞けるんだっけ、と迷うことにエネルギーを使わず疲れにくくなります。
「マイナビ」「リクナビ」の合同会社説明会はパンフレットやアプリで、どんな会社が来るのか・どこで話を聞けるかが、チェックできます。
わたしが説明会で行く企業の決めかた方は、次のステップでした。
社員さんのインタビュー、募集要項、会社の歴史や大切にしていることを中心にみていました。
おちた会社は自分と縁がなかっただけ、と受け入れる
社会にはいろいろな会社があって、それぞれ企業文化や社員の雰囲気が違ってきます。
そのためじぶんと合う会社・合わない会社があります。
もし面接やESで落ちたとしても、あなたが100%悪かったとは限りません。
- じぶんの価値観と会社が大切にしていることが違っていた
- かっ当日の面接官との相性がわるかった
などの理由も考えられます。
私も20社ほど選考を受けましたが、すごく面接が和やかだった会社もあれば、冷たい雰囲気の会社もありました。
面接やESで落ちても「自分と会社には縁がなかっただけ、自分を認めてくれる会社はきっとある」と考えられると、就活のしんどさがヘリ、つぎの行動も起こしやすくなります。
事前準備を徹底的にする
就活がしんどくなる原因の1つに、悪い可能性を考えてしまうことがあると思います。
・面接で質問にハキハキ返答できなかったらどうしよう
・筆記試験で合格できなかったらどうしよう
それなら、考えられる悪い可能性がすこしでも減るよう準備をすれば、不安がへります。
HSPさんはこうなるから○○しよう、とシュミレーションをして計画を立てるのが得意な人が多いです。
そのスキルで、これでもか!と思うほど事前準備をすると、「これだけ準備したから落ちても後悔はない」とある程度の自信がつきます。
わたしも事前準備を徹底した面接では、スラスラと言葉が出て、面接官と穏やかなコミュニケーションができました。
息抜きもしっかりする
就活は長期戦です。
最近は就活早期化の影響もあって、就活期間は1年になることも。
その間ずっとフルパワーで頑張り続けると、ふっとスイッチが切れた時に、再びスイッチが入るまで時間がかかります。
最後まで走り抜けるためにも、適度な息ぬきが大事です。
わたしは就活の予定がないときは、下のような息抜きをしていました。
- カラオケで思いっきり歌う
- 美味しいものを食べる
- 自然のなかを散歩する
- 友達とおしゃべりをする
息抜きをしっかりするとリフレッシュできて、「また頑張ろう」とモチベーションも出てきました。
まわりと比べない
受ける業界によって、内定がでる時期は異なってきます。
業界 | 内定が出る時期 |
---|---|
外資系企業 | 大学3年生9月〜12月 |
メガベンチャー | 大学3年生12月〜3月 |
広告 | 大学4年生4月〜5月 |
マスコミ | 大学4年生4月〜5月 |
IT業界 | 大学4年生4月~6月 |
金融業界 | 大学4年生5月~ |
その他一般的な企業 | 大学4年生6月〜 |
内定がでる遅い業界をめざしていると、SNSや友達から、「内定もらって就活終わった!」と聞く機会がでてきます。
すると「もう○○ちゃんは就活終わったのか、でも私は終わってない、いいな…..」としんどくなるときがあります。
わたしも他人の就活状況を見てしんどい時がありました。
そのときは就活サイト「キャリチャン」にかかれていた、こんな考え方を意識していました。
自分の就活を周りと比べてしまう人は、周りと比べてしまわないように、自分の就活に集中してください。就活で大切なのは「仕事が合う」「社風が合う」など、自分に合った企業に就職することです。
自分に合った企業でなければ、入社後に仕事や職場に対して満足できず、ストレスだらけの社会人生活となってしまいます。「自分に合う企業」というのは人それぞれに異なるので、就職先に他人と比べての優劣などなく、ただ自分にとっての良し悪しがあるだけです。
自分に合った企業を見極め、その内定を得るためには、自分という人間について正しく理解した上で、自分の良さを上手に企業に伝えるための就活力を高めなければなりません。
ですから就活で周りと比べてしまう人は、周りではなく自分自身ときちんと向き合い、内定獲得のために努力を重ねる必要があるのです。そうすることで自分の就活に集中できますし、就活力のアップにもつながります。
他人と比べていた思考を、どうすれば自分はもっと成長できるのかという思考に変えたのです。
すると他人と比べて自分に劣等感をかんじることがへり、心が楽になりました。
就活対策に優先順位をつける
ES、筆記試験、面接練習、グループディスカッション…..就活はやるべきことがたくさん。
そのため、優先順位をつけてとりくむと、自分の苦手なところをカバーできて効率よく対策できます。
わたしの就活対策の優先順位はこんな感じでした。
順位 | 理由・対策内容 |
---|---|
1位 面接対策 | ・会社ごとに行っている事業や聞かれる質問がちがうため、細かく調べておぼえる必要があるから。 ・会社の方とじっさいにはなすので、コミュニケーションが円滑に進むよう、何回も練習する必要があり優先順位はたかめ。 |
2位 インターンに参加する | ・参加することでHPや本ではゲットできない会社の情報や社員さんの雰囲気がわかるから ・早期選考に招待される可能性があるから |
3位 筆記試験対策 | ・完全にじぶんの実力で結果が変わってくるから、毎日1~2時間ほど費やしていた。 |
4位 ES・自己分析 | ・全て自分でできなくても、対策を助けてくれるツールがあるため優先順位はひくめ ES→キャリアアドバイザーに添削してもらう 自己分析→ネットや本の自己分析を利用する |
HSPのわたしが就活でつかった自己分析2選
ここからは、HSPのわたしが就活で使った自己分析ツールを紹介。
ネットで無料でできるので、いつでも1人でも自己分析できます!
就活会議 Carrer Discovery
短時間でじぶんにあう仕事を知りたい、就活生にオススメ
就活会議は、内定者が実際に書いたエントリーシート・口コミを確認できる口コミサイト。
そんな就活会議がつくった「Carrer Discovery」は、登録者数22万人のYouTubeチャンネル「しゅんダイアリー」とコラボした診断です。
特徴は3つ
- 44のしつもんリストから徹底的に分析
- 16タイプに分類して性格・つよみ・適職をしょうかい
- たった3ふんで診断結果がわかる
じっさい診断を受けると、こんな感じで結果がでます。
診断をうけるには就活会議への登録がひつようです(無料)
マイナビ 適性診断MARCH Plus
じっくり診断して、細かい自己分析結果がしりたい就活生にオススメ
300万にん以上の先輩がうけている診断です。
162問のしつもんに答えると、20分で下のことがわかります。
・社会人基礎力がどれくらいあるか
・業界・職種適性ランキング
・パーソナリティの特徴を対比でおしえてくれる
・柔軟⇔几帳面
・現実⇔想像的
・冷静⇔共感
じっさい診断をうけると、こんな感じの職種適正ランキングがでます。
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HSPのわたしが向いているかもと思った業界・職種
ここからはHSPの私が就活の時に、これは自分に向いているかもと思った業界や職種を紹介します。
どんな仕事が向いているのかな、行きたい業界が決まらない….!、というHSPさんの参考になるといいです。
IT業界
- どんな業界?
-
・コンピューターやインターネット、ソフトウェア、データ処理技術など、テクノロジーを活用して情報の収集、処理、管理、伝達を行うための製品やサービスを提供する業界
・企業の効率化や競争力の向上、消費者への新しい価値の提供など、現代社会ではどの業界にも必要になってきている - 代表的な企業
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富士通、Amazon、日立ソリューションズ
- これから成長していく業界だから
- 変化があり、新しいことが学べる業界で自分の性格とあっていると思ったから
- 柔軟な働き方ができるとおもったから(フッレクスタイム・在宅勤務)
人材業界
- どんな業界?
-
- 企業や組織が必要とする労働力を供給するために、人材の採用管理、派遣、紹介を行う業界。
- 企業が適切な人材を確保し、効率的な労働力を維持するための支援や、求職者に対して新しい仕事の機会を提供する重要な役割を担っている。
- 代表的な企業
-
リクルートホールディングス、パーソルホールディングス、エン・ジャパン
- いろいろな業界の知識を知ることができて、飽きないと思ったから
- 就活のときにお世話になった就活カウンセラーにあこがれたから
- お客様1人1人にあったサポートができて、やりがいを感じられると思ったから
食品業界
- どんな業界?
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- 食品の生産、加工、流通、販売を見極め、人々が日々の食事に必要な栄養やエネルギーを得るために食品や飲料を提供する業界
- 農業や漁業、畜産業から始まり、加工・製造業、小売業、飲食業まで、幅広い分野で構成されている
- 代表的な企業
-
キリン、サントリー、味の素
- 食べることが好きだったから
- 優しそうな人が多かったから
- 安定していて、働きやすそうだと思ったから
人事・総務
- どんな仕事?
-
従業員の採用、育成、労働環境の整備、評価や昇進など、組織の人材に関わるあらゆる活動を行う。
- インターシップや面接でいろいろな人と会う機会がおおく、おおくの知識をみにつけられると思ったから
マーケティング・企画
- どんな仕事?
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- 市場調査、 消費者のニーズ、トレンドなどを分析し、製品やサービスの開発や改善をおこなう。
- アンケート調査、インタビューなどを用いて、市場の優位性をつくる
- ブログで0から記事を作るのが楽しく、自分には向いているかもとおもったから
- スキルをみにつければ、どこの企業でも活躍できると思ったから
まとめ HSP就活生は自分のペースで就活をすすめよう
今回はHSPのわたしが就活でしんどいと感じたシーン、しんどいを減らすための工夫を紹介しました。
長く続く就活はしんどいことがたくさんあります。
でもつらい就活を終えたとき、「頑張ってよかった」と思ったり、就活でゲットできる財産もあるはずです。
自分のペースで少しずつ進んでいけばきっと大丈夫。
あなたの就活が良いものになることを祈ってます。